大槌町議会大差で否決 合併協議設置議案 釜石市議会は可決
2008.11.29 『岩手日報』ほか
釜石市と大槌町は、28日の臨時議会で、地方自治法と合併新法に基づく合併協議会設置案を提案、釜石市議会(松阪喜史議長、22人)は賛成多数で可決したが、大槌町議会(岡本大作議長、18人)は賛成5、反対12の大差で否決、合併協議会設置は見送られた。議会の判断を受けた加藤大槌町長は「自立の道を歩む」と名言。
今回の提案は、8月の住民意向調査で両市町とも合併賛成が反対を上回ったことを受けて行われたが、大槌町議会は調査結果を覆す判断となった。
今後、両市町の住民が有権者の50分の1以上の署名を集め、いずれかの首長に合併協設置を求める直接請求のみちは残されている。
「解説」「合併ありき」に反発 大槌町議会合併協否決 魚市場問題も一因
大槌側は、漁協を中心に水面下で、合併を機に町への誘致、集約化を望んだ。しかし
釜石側は「両市町に一つずつあり、無理に集約する必要は無い」との姿勢。町議の中には「誘致に賛成すれば合併に賛成できる」との声もあったが、確約はなかった。